mja

2011年10月9日のこと

今回はイベントに対する自分の意識が低かったこともあり何かを語る資格はないと思った。けど書いてる。
前に住んでたあたりで、いつか行ったことがあったであろう場所も、かなりの時間が経っていたため、なつかしさは、その地元のひとびとのイントネーションにのみ感じるだけだった。
途中、道の横に船やスクラップ状態の自動車がころがっているような場所を通ってきたけど、家もいくつかは点在して、たしかに開けてる状態ではあるんだけど、目立った被害は瓦屋根の上にかぶされたブルーシートくらい、たまに家屋の1階部分が柱のみの状態になっているものがある、といった感じで、もっとひどい想像をしていたため強烈な印象はなかった。海岸方面は通行止めになっていて入れなくなっていて、あのあたりは今気付いたけど、閖上のあたりで、よく朝市にいっていた場所だった。通行止めになっているような地域はけっこうひどいと聞いているので、それを思うとちょっと今になってショック感じている。
福島のほうも、やっぱり被害はあって、やっぱりってのもおかしいけど、身近な、級友が亡くなっているようなそういうなかでの、高校生たちの何かにかける想いみたいなのはみててなんか、おさめきれないようなこみあげてくるものとかそういうのがあって、どうしていいのかよくわからなかった。よくわからなかったけど、パフォーマンスをしているときの高校生たちはいい顔してて、それ以外のときはどういう気持ちでいるかはわからないんだけど、このときだけは確実にいい顔をしていて、よかったな、と思いました。