よくある、いじめられっこの描写

なんか助けようとしてるひとにもあたってくるみたいなのあるけど、あれは自己防衛なのだなと思った。動物的な本能みたいなもので、危機的状況にあると、とにかく周囲を攻撃し身をまもろうとするみたいな。身をまもることに必死で、何が自分に危害を与えるもので、何が自分を助けてくれるものなのか区別をつける余裕もなく、自分に寄ってくるもの全てに攻撃してしまうんだと思う。そういえば、誰か言ってたようなことだな。
手をさしのべるなどというのはちょっとがんばればできたりするのだけど、きっとその手をとってくれるだろう、などという期待を持ってると、想定外に手をさしのべたはずの相手から攻撃され、ショックを受ける。手をさしのべたほうは、この攻撃が自己防衛によるものだということを知っていて、なおかつ耐えられる気持ちがないと、ショックを受けて、下手すれば、愛想をつかしてしまうかもしんない。まってください、その子は必死なのでちょっとまってください。でもまあ、わかってても、出来た人でなければ、耐えられんよなー、攻撃されたら痛いし。
…などと、ひもに絡んでた犬をほどいてやろうとして手を噛まれ、血ダラダラ流しながら考えてたわけだが、自分は人間として出来てないので、耐えられんし、今超腹がたっている。なんでほどいてやろうとしてんのに噛むわけ？みたいな。ちょっと泣きそうだったわ。痛いし。犬相手にこれなので、人間相手ではさらに大変だろうな。相手を想う気持ちとか、そんなん関係なく痛いし。人間相手だったら、精神的に鈍感かタフでないと無理だわ。動物相手だったら、徹底装備してください。あいつら顎の力、本気じゃなくてもパねえから。
手が蚊にさされまくったみたいにボッコボコ腫れてるし、数カ所、穴あいてなんかケチャップみたいの出ちゃってるし、犬に噛まれるとマジ痛い。あー書いてて怒りがおさまってきた。腹立ってて、やるべきことに集中できなかった。心が狭すぎて困る。大海原のような広く雄大な心を持ちたいものですね。