mja

2010-02-23-dlog

顔見知りの女の子が死んだ。20余歳、女の子というよりかは若い娘といったほうがいいのかもしれない。整った顔の、肌のきれいな子だった。どうして亡くなってしまったのかはわからないが、きれいな着物を着せられ、すこし微笑んだような顔でいた。死後硬直でうごくらしいのだが、それが自分には寝返りをうっているようにしか見えず、しかし、葬儀はすすみ、荼毘にふされ、やはり亡くなったことを認めざるを得なくなる。
腑におちず、家に帰ると、目に焼きついているのか、亡くなった子が窓のそとに見える。目をつぶり、表情を変えず、そして寝返りのような動きをしている。そこに母がきて、死後硬直のうごきが見える、見たくない、といったことを言う。これは幻影なのか、よくわからない。すこしはなれた、庭の陰に、犬の亡骸のようなものも見える。窓の外は暗い。

起きて、夢だったことを知り、よかった、と言ってしまった。ひさしぶりのメメントモリ。昨日、一昨日と、どうにも首がいたくて、ちょっと疲れている。