mja

名前空間っていいたいだけですけれど、3月っていつの3月すか

とりあえず「名前空間」でぐぐって wikipedia の「身近な類似例」の項目を読んでね。今からかんたんに説明するから読まなくてもいいけど。
2000年のことを話している文脈で3月と言ったらそれは「2000年3月」のことだとわかる。もしも会話中に複数の3月が出てきたときは、それぞれ「2000年3月」とか「2001年3月」とかやって区別することができる。あるいは「一昨年の3月」とか「去年の3月」というように。つまり文脈から推測できるか、絶対的または相対的な指定があれば判別できる。
だから、文脈があまり定まっていないとき、年などの指定のない丸裸の「3月」を使うと判別が難しくなる。たとえば、今日すなわち2月24日に、いきなり「3月」と言った場合、"一般的に" 直近のものを指すという暗黙の文脈があるから、普通は今年の3月を指す。ただしそれが有効なのは3月が未来として扱われる場合で、もしこの3月が過去のものとして語られた場合、この3月とはいつのことなのか容易には判別できない。すなわち、「3月」とは言うけれど、「丸裸の暗黙の文脈での直近の3月」と「丸裸だが直近のものではない3月」の区別がつかないということになる。
なので、指定が曖昧になりそうな単語を用いる場合は、単語の指す範囲をより限定するような修飾語をつかうと、より自分の意図することが伝わりやすくなり、コミュニケーションが円滑になると思います。
以上よろしくおねがいいたします。